トレーラーハウスの基本疑問を解決


トレーラーハウスの基本的な疑問をQ&Aで紹介しています。

こちらのページを見ればトレーラーハウスの基礎知識を身につける事ができます。

トレーラーハウスQ&A

Q1.トレーラーハウスとは何ですか?

A.トレーラーの上にハウスを積載した駆動装置を備えない車両です。

車検取得が出来るタイプと出来ないタイプがあります。

 

Q2.どんな用途がありますか?

A.住居、離れ、事務所、店舗、ホテルなどに利用されています。

 

Q3.なぜ利用されているのですか?

A.日本では、市街化調整区域や建ぺい率の問題で建物が建てれない場合に多く利用されています。

また、投資目的・節税対策でも利用されています。

 

Q4.全国どこにでも設置できますか?

A.基本的には設置できます。ただし設置できない地域・場所もあります。

設置する管轄の行政(市役所)で設置確認をします。

 

Q5.水道、電気、ガスは接続できますか?

A.一般住宅と同じように接続することができます。ガスはプロパンガスとなります。

 

Q6.トイレやお風呂は取り付けできますか?

A.取り付けできます。

 

Q7.キャンピングカーとの違いは何ですか?

A.キャンピングカーは、駆動装置を備えた車両です。

トレーラーハウスは、駆動装置を備えない車両です。

どちらも、定着して土地側のライフライン(水道・電気・ガス)の一つでも接続した場合は建築基準法の適用を受けます。

ただし、正しい設置基準を守れば建築確認申請不要・固定資産税不要で設置できます。

 

Q8.トレーラーハウスの大きさはどのくらいですか?

A.様々なサイズがあります。

車検取得ができるトレーラーハウスは、幅2.5m以内、全長12m以内、高さ3.8m以内の大きさです。

車検取得ができないトレーラーハウスは、道路運行許可が下りる大きさであれば大きく製作できます。

ただし、各トレーラーハウス会社とも、移動や製作の事を考えて、主に全長13m、全幅3.4m、車高4.1m程度までに収める傾向があります。

 

Q9.オリジナルのハウスデザインで製作してもらえますか?

A.オーダーメイド製作を受けるトレーラーハウス会社でしたら可能です。

 

Q10.自分でトレーラーハウスを牽引して移動できますか?

A.牽引能力のある車、牽引装置、牽引免許があれば可能です。

ただし大型サイズのトレーラーハウスは、移動が難しい為専門業者にお願いした方が良いと思います。

 

Q11.どこで購入できますか?

A.トレーラーハウスの取り扱いのある販売店で購入できます。

インターネットで「トレーラーハウス ○県」と検索をすればお近くの販売店が見つかります。

 

Q12.価格はいくらですか?

A.サイズ、仕様、用途などによって異なります。目安として本体価格200万円~1000万円程度になります。

 

Q13.本体価格以外に必要費用はありますか?

A.トレーラーハウス販売店によって異なりますが代表的なものを紹介します。

設置器具(ジャッキ)、設置費、移送費、ライフライン(水道電気ガス)接続費、車検法定費用、諸経費です。ライフラインも接続する場合は、本体価格+200万円程度が相場ではないでしょうか?

 

Q14.維持費はいくら必要ですか?

A.車検取得タイプは、車検継続時に重量税、自動車税、自賠責保険が必要です。

その他に一般住宅と同じように定期的な内外装のメンテナンスが必要となります。

 

Q15.税金は何が必要ですか?

A.本体購入時の消費税が必要です。

それ以外に、車検取得タイプのトレーラーハウスは、車検登録時に、環境性能割(旧:自動車取得税)、重量税、自動車税、自賠責保険が必要です。

車検継続時には重量税、自動車税、自賠責保険が必要です。

また、今後トレーラーハウスの市場が活性化した場合、トレーラーハウス税などが作られる可能性があります。

 

Q16.車検取得できないタイプは自動車の税金がかからないのですか?

A.かかりません。

ただし、保安基準第2条に基づく区分に適応していないトレーラーハウスは、「基準緩和認定」並びに「特殊車両通行許可」を受ける必要があります。一般的に車検取得できるタイプと比べて、移送費・設置のハードルが高くなります。

 

Q17.固定資産税は必要ですか?

A.トレーラーハウスは建築物ではなく車両扱いとなる為、固定資産税・不動産取得税の対象となりません。

 

Q18.建築確認申請は必要ですか?

A.トレーラーハウスは建築物ではなく車両扱いとなる為、建築確認申請は不要です。

 

Q19.本拠地移住場所として利用できますか?

A.本拠地居住場所の利用はできません。住民登録は自治体によって異なります。

 

Q20.地震や台風に耐えれますか?

A.トレーラーハウスは、移動時の振動に耐えれる様製作されていますので地震に強い構造になります。

設置後はタイヤが振動を吸収する役割を果たしますので転倒の心配はまずありません。

反面、想定外の台風などの強風には対策が必要です。暴風地域の場合はハウスを地面と固定する対策をします。

 

Q21.設置後トレーラーハウスとして認められない場合も!?

A.トレーラーハウスは、正しい設置方法を行わないと車両として認められず違法建築物に該当します。

トレーラーハウスの正しい知識を持った販売店から購入下さい。